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母子家庭の生活費内訳|貯金できないのが不安…やりくりで貯金する方法は?

つらかった期間を経て晴れてシングルマザーに!

「でもこれからの生活どうしよう・・・。」
「私が入院してしまったら生活費はどうしたらいいの・・・。」

色々と不安に思うことがありますよね。

母子家庭の人はみんなどうやってるのか、生活費の内訳なんかを知りたい。

私自身、1歳と3歳の子供を連れて母子家庭で育てた経験があり、ネットなどで紹介されている生活費の目安には正直、理想論だという思いが強くあります。

そんな私が母子家庭の生活費の内訳や、貯金できない時にどうやってやりくりして貯金をしたらいいのかを紹介させていただきます。

参考になれば幸いです。

母子家庭の生活費内訳|みんなの平均は?


では母子家庭での生活費の内訳を紹介させていただきます。

ここでは家賃以外の生活費を紹介していますので、家賃はプラスしてくださいね。

子供はすべて小学生として目安を出しました。

子供が1人の場合
・水道光熱費 平均約2万円
・携帯代 約1万円
・ママの保険と子供の保険 約1.5万円
・食費  約3万円
・日用品 約3000円
・ガソリン代 約1万円(残りは車検、税金に残す)
・車の保険 約3000円
・給食費 約4000円
・雑費  約1.5万円

合計 110,000円+家賃

子供が2人の場合
・水道光熱費 平均約25000円
・携帯代 約1万5000円
・ママの保険と子供の保険 約2万円
・食費  約4万円
・日用品 約5000円
・ガソリン代 約1万円(残りは車検、税金に残す)
・車の保険 約3000円
・給食費 約8000円
・雑費 約2万円

合計 146,000円+家賃

思ったより生活費がかかると思いましたか?

切り詰めた生活をすれば10万円でなんとかできる!と生活費を見積もっている方もいますが、紹介した金額は経験上必要です。

子供が増えるにつれて食費や日用品、通信費が増えるので子供の人数が多いときはその分プラスして考えて下さい。

ただ、ここで紹介した内訳は子供にも安全のために携帯を持たせていることが前提になっています。

少し出費を減らすために、お母さんも含めて格安携帯にすればもう少し抑えられるのでそこも考えてみて下さい。

確かに、切り詰めればできないことはありません。でもそれは最悪の時のことで、普段から10万円で生活はやっていけると思わないようにしましょう。

この内訳の中で、車に乗らないのであればガソリン代と車の保険が不要になりますし、スマホ代も格安simで1万円くらいは安くすることができます。

実家暮らしの生活費の目安


実家の場合は家賃、光熱費がご両親の好意により必要なかったり、毎月決まった額だけいれてくれればいいという場合もあります。

しかし、私の家族もそうだったのですが、なぁなぁに甘えすぎるといつか関係が悪くなってしまうことも(^^;

最初にキチンと話し合うか、いらないと言われても一定額は渡すことをお勧めします。

生活費は、実家に渡す水道光熱費と食費になると思いますので、あとは自分や子供の携帯代、給食費、ガソリンなどの雑費となります。

実家で生活すれば子供が急に熱を出したときなどに安心して仕事に行けたり、どうしても残業になってしんどいときにご飯を作ってくれていたりと助かる部分も多いです。

感謝の気持ちを忘れずに実家で暮らす間にコツコツお金を貯めましょう。

市営やアパート暮らしの生活費の目安


市営住宅は抽選に当たらないと入れませんが収入によって家賃が変わります

私の住んでる地域では母子家庭の人はだいたい約2万円、横浜などになると約4万円ほどと地域差が大きいところです。

母子家庭でも収入が多いところは変わってくるので自治体の市営住宅のHPを見て確認してください。

普通の賃貸ならば2DK~2LDKで約3万円~6万円程度とこちらも地域によって差があります。

賃貸住宅を探す時に注意したいのが2年に1回更新費が必要なところもあるので、そこだけはしっかりチェックしておきましょう。

あとは、敷金保証金火災保険の加入という費用がかかります。

生活費は家賃をプラスすれば、おおよその目安ができますよね。

家賃も重要ですが、もっと重要なのが貯金をするということ。

もし急病で倒れてしまって仕事を休まざるを得なかったり、子どもの病気で仕事ができないなどトラブルがあるかもしれません。

そんなときのためにも貯金は少しでもしておかないと生活が破たんしてしまいます。

母子家庭で貯金ができないままだと怖いこと


母子家庭でなんとか食べることには困らず生活できたとしても貯金ができないままだと、子供が大きくなり進学したいといってもお金を出してあげられなかったり、毎月の生活に困ることが起こるかもしれないですよね。

生きていると急にお金が必要な場面が必ずでてきます。

老後に関しても、最近なにかと話題になっているように、女性の場合は特に少ないことが予想されます。

近い将来にも遠い将来にも、貯金ができないと怖いことを以下に挙げてみました。

母子家庭で入院すると生活費に困る


母子家庭でお母さんが入院すると、仕事を休むことになりたちまち生活費に困ってしまいます。

自分だけであれば無理な節約で乗り切ることもできますが、子供がいるとそうもいきませんよね。

生命保険をかけていれば、入院費用が安く済む母子家庭の特権を活かして、支払われた保険金を生活費に充てることもできますが、保険まではかけられずにいた場合には次のような制度を利用しましょう。

傷病手当

健康保険に加入していれば利用できます。

有給処理できる日数の入院でしたら有給処理した方がお金はもらえますが、それを超えての入院になった場合、1日の標準報酬金額の2/3が支給されます。

こちらは連続4日以上仕事を休んでいる方が対象です。

高額医療制度

1か月にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定額以上の自己負担がなくなる制度のことを言います。

年齢と所得状況によって払う金額が決まります。

それでも自己負担額はありますので、一定の医療費の支払いは必要になります。
母子家庭の場合医療費がいらない場合もありますが、それでも差額ベッド代食事代などは必要です。

それでも生活費に困った場合、母子家庭の人が利用できる貸付制度があるので覚えておくと良いですよ^^

母子家庭の生活費の貸付とは


母子家庭の人が利用できる「母子福祉資金貸付金制度」があります。

これは厚生労働省が管轄している貸付制度で、母子家庭になって7年未満の方を対象に生活の維持に利用する生活費を貸付してくれる制度です。

貸付の枠としては月額10万3000円から14万1000円となっています。

連帯保証人を付けた場合利子はなし、付けない場合は年利1パーセントと低い金利で借りることができます。

貸付ですので審査があり申請から貸付までに約1か月かかるので、入院がわかっている場合は早めに申請しましょう。

母子家庭でもやりくりすれば貯金できる方法


母子家庭でもうまくお金をやりくりできれば貯金をすることができます。

基本的には「身の程に合った生活をすること」を基準とします。

これは、ぜいたくな暮らしが身の程に合ってないということではなく、「自分の持っているお金に見合った生活ができているかどうかを見極めること」という意味です。

例えば、母子家庭というので馬鹿にされたくないと子供を私立校に小学校から行かせたりすると毎月お金がかかり、途中からお金を借りないとやりくりできなくなった。

というのであれば、私立に行かせるのは身の程に合っていなかったということになります。

私立に行かせることが悪いことだとは思いません。

ですが子どもからすると、自分の母親が自分の学校のために膨大な借金に追われていたら悲しい気持ちになります。

無理をせず、しっかり節約をして少しずつ貯金をする癖をつければ、時間と共に少しでも貯金することができますよ^^

私は、教育費として子供1人につき1ヶ月に2000円の貯金を小学校の6年間続けました。

2000円を給料から始めに貯金に回すくらいならできそうじゃないですか?たった2000円と思うかもしれませんが、6年間で144000円も貯金できるんですよ^^

これをしていたおかげで、中学校の制服や体操服を無理なく購入することができました。

月に1000円でも2000円でもバカにならないのでぜひやって下さいね^^

やりくり貯金のための節約方法 4選


それでは、やりくりして貯金をする方法を4つ紹介させてもらいますので、できそうなものを実践してみて下さい。

節約方法① 予算を決めて生活する


まずは一番手っ取り早く、今すぐにでもできる方法です。

お給料をもらったり、手当てが入ってきたらまずは予算を決めます。

この時重要なのが、貯金分を先に取り分けておくこと。

先取り貯金をする分を差し引いて、食費、日用品費、光熱費、通信費など袋に分けて入れましょう^^

特に食費は1週間ごとに分けることをおすすめします。

そうしておくことで、今週は少し使い過ぎた…というときは次の週で帳尻を合わせるという感じに管理しやすくなります。

1円単位で細かく決める必要はないのでざっくり決めれば大丈夫。

予算は少し緩めに立てておくのがポイント。

あまり細かすぎると面倒になるのでほどほどに^^

そして、その予算を守ることを徹底します。

大体の予算を決めて、その予算で赤字が出ないようになっていれば節約はほぼ成功も同然です。

できることなら家計簿をつけて、数百円でも余らせることができた時には「お楽しみ用」として何かあったとき用の貯金とは別に貯金箱などに入れておき、欲しいものができた時や、節約を頑張った自分や子供へのご褒美に使いましょう。

ここでのポイントは、毎日買い物に行かないことです。スーパーに毎日行くと必ず不要なお金を使ってしまいますので3日に1回とか1週間に1回にして、家にあるもので済ませる努力をすると良いですよ^^

節約方法② 固定費を節約する


節約というと食費を削ったり、暖房を消して寒いのに毛布にしたりとつらいイメージがありますよね?

そういう節約は長続きしません。

そして、効果も微々たるものです。

そんなつらい節約よりも、簡単にできるのは固定費を削ること。

固定費とは、毎月決まった金額が出ていくお金のことで、家賃、保険、通信費などのことです。

食費を頑張って3万円から2万円にしたとしても、月に1万円。食費を1ヵ月1万円削るのはかなり大変です。

結構ガマンしてやっと1万円の節約ですが、家賃7万円のところに住んでいたのを家賃が5万円のところに引っ越したらそれだけで月2万円もの節約になりますよね。

引っ越すのにお金がかかる…と思いますが、この先の長い期間を思えば引っ越すことも視野に入れた方が大幅に生活費をダウンさせることができます。

次に生命保険もかけすぎていないか定期的にチェックします。

たまに私が死んだときに子供に残したいからと大きな保険に入っている方がありますが、そこまで大きな保険は必要ありません。それよりも入院した時の保証を充実させる方が大切です。

次に、携帯会社を格安SIM会社にすること。電波や速度もあまり変わらずに通常より安くなります。

私は格安SIM会社に変えてから携帯代が1万円から月2500円になってそれだけでも7500円の節約に(#^.^#)

固定費だけでも
・家賃
・生命保険
・スマホ

の3つがあるので見直してみてください^^

節約方法③ 極力外食をしないですむ準備


シングルマザーになると、仕事もして家のことも全部して家に帰るころにはへとへとでついつい外食に頼りがちになってしまいます。

楽しみで行く外食はまだいいのですが、やっぱりかなり大きな出費になってしまいますよね。

作るのがしんどいから外食で済ませよう…そうにならないために、疲れたときにも簡単にできるレシピをいくつか準備しておきましょう。

私の場合、疲れたときはめん類かどんぶりに逃げます(笑)

疲れたとき用にレンジでチンするだけのパスタソースや、湯煎するだけのカレーなどを準備しておくのもいいですし、休日にまとめて作っておくのも有りです。

レトルト食品は高いイメージがありますが、外食に行くと3000円ほどかかりますが、レトルトでは約400円~500円で済みますよね^^

これを繰り返すとかなり節約になります。

節約方法④ コンビニをやめる


こちらは意識を変えるという問題ですが、最近はコンビニがたくさんありますよね。

ついついお菓子や飲み物、食べ物を買ってしまいますが、これは良くありません。

1回のコンビニで300円使ったとして、それを20日続けたら月6000円にもなってしまいます。

1回に使う金額は少なくても、積み重なると大きな金額になるので極力コンビニを利用しないようにしましょう。

コンビニでの買い物は、基本的に定価なのでどうしてもいるものの場合はスーパーに走りましょう^^

まとめ

今回は母子家庭の生活費、そしてやりくりする方法をお伝えしました。

・生活費の予算は安すぎる設定では無理
・母子家庭でも貯金の必要性
・やりくり貯金の方法

私は2人の子供を母子家庭で育ててきましたが、知らないまま過ぎてきてしまった制度もあります。

知ってたらな~と思うことも多くあり、やっぱり情報は知っておくべきですね。

母子家庭や父子家庭に対する公的支援は年々手厚くなってきています。

それでもまだまだのところもありますが、上手に調べて賢く利用しながら頑張っていきましょう^^


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