高齢者の方にも手芸を楽しんでもらいたいですね^^
ただ年をとってくると、目が見にくい…手が思うように動かせないなどの理由から細かい作業は逆にストレスになってしまいます。
そこで今回は、小学生でも簡単にできる羊毛フェルトを使ってオーナメントを作る方法をご紹介します。
羊毛フェルトなら細かいところが見えないなどあっても、かわいく作ることができるので高齢者の方の手芸にも向いていると思います。
フェルト細工で少しむずかしいのは形を作ることですが、今回はクッキー型を使って誰でも簡単にできる作り方を紹介しています。
クリスマスツリーの形や色々なクッキー型で楽しんでくださいね^^
高齢者にもおすすめの手芸 羊毛フェルトの簡単な作り方
まずは、必要な道具から紹介していきます。
どれも100均で揃いますよ^^
材料・用具
- 羊毛フェルト・・・適宜
- 吊るすための糸・・・適宜
- フェルト用ニードル
- マット
- クッキー型
クッキー型は色々な形のものを準備すると、にぎやかでかわいいオーナメントが作成できます。
では、ここから順番に羊毛フェルトを使って写真で紹介していきますので、よく見て進めて下さい^^
①フェルトを必要な分取る。くるくる巻くようにして丸めます。
②クッキー型に詰めます。
③型に入れたまま、フェルト用ニードルでチクチク刺していきます。
④チクチク刺していくと、少しずつ型に馴染んで形が落ち着いてくるので頑張って下さい。
形が落ち着いたら裏からも同じように刺して行きます。
⑤だいたい形ができたら型から外して、さらにいろいろな方向から刺していきます。
⑥完成です。今回は星の形です。
⑦次はハウス型を作っていきます。
先ほどと同じようにハウス型の屋根の部分に、赤色のフェルトを入れ、落ち着くまで刺します。
⑧屋根の部分が落ち着いたら家部分のフェルトを入れて刺します。
⑨同様に、裏からも刺します。
⑩形ができたら型から外して、いろいろな方向から刺します。
⑪できあがりです。
⑫吊るす糸を縫い付けます。
いくつか出来上がったら、あとは好きなように糸に通して飾って下さい^^
今回は横につないでみました。
羊毛フェルト ニードルを使うときのコツ
ニードルを使うときのコツは、刺し始めは割とザクザクと中心まで刺すようにして中心を固め、形を落ち着かせます。
ある程度形ができたら、表面を中心に細かく刺していくようにするとよいです。
表面をきれいに仕上げるには、表面のみにニードルをひっかけるようにして深く刺さらないようにするのがコツです。
根気よく、少しずつ丁寧に刺していくことで仕上がりがグンとよくなるので頑張ってやってみて下さいね^^
高齢者の方がうまくできない時は、付き添ってる方が表面だけ手伝ってあげると完成度が高くなり満足したものが出来上がりますよ。
ニードルを使うときに注意したいこと
フェルト用ニードルは針先がかぎ状になっていて、指に刺すと普通の針が刺さるより痛いです(汗)
フェルト細工用の指用キャップも市販されているので、高齢者の方が作るときに不安な場合は準備しておくと良いですね。
私はパッチワーク用の革の指キャップを使いましたが、結局刺し通してしまったのでやっぱり専用のものを使うほうが安心です。
羊毛フェルトは想像よりも簡単 小学生との共同制作にも
クッキー型を使った羊毛フェルトはとても簡単。
今回紹介しているのは、羊毛フェルトの作り方として基本となります。
この作り方であれば高齢者の方と、小学生の子たちの共同制作というのも楽しくできると思います。
羊毛フェルトは作り方に慣れてくると、型を使わなくても犬や猫のような動物を作ったり、イチゴなどフルーツを作ったりもできるので幅広く遊べます。
小学生の子供なら、ヘアゴムなんかを作るのも良いですね^^
ヘアゴムやピンを作るのに便利なフェルトボールの作り方もこちらで紹介しています。
フェルトボールの簡単な作り方とアレンジ方法
まとめ
今回紹介したクッキー型を使った羊毛フェルトは手芸としてはかなり簡単ですよね。
これなら高齢者の方が喜んで完成まで作れると思いますよ^^
クリスマスカラーで作ったり、クリスマスモチーフのクッキー型を使うと、よりクリスマスらしいオーナメントになります。
ツリーの飾りに利用したり、壁を飾ったりすると楽しいですね。
簡単なのでぜひ作ってみて下さいね^^