フランスのかわいいピンクッション『ビスコーニュ』
クロスステッチで個性的にしたり、ちょっと複雑な星形もあったりしてハンドメイド好きは一度は作ってみたいピンクッションですね^^
今回は、完成したビスコーニュのかわいい形を体験するためにフエルトで簡単な作り方をご紹介します。
2色のフエルトと、刺繍糸の色の組み合わせを楽しんで作ってみてくださいね。
ビスコーニュ風ピンクッションに必要な材料
- フェルト(10cm×10cm)・・・2枚
- 刺繍糸(6本取りで)・・・適宜
- ビーズやボタンなど・・・2個
- 中に詰める綿・・・適宜
- 縫い針
フェルトの代わりに、ハギレでも作れます^^
家に余っているハギレがあればそちらを利用しても良いですが、初めての時はフェルトの方が生地の厚みなどもちょうど良くて作りやすいです。
フェルトにかわいい刺繍をすると更にオリジナルなものになって愛着がわくかも♪
今回は、ビスコーニュピンクッションの中身に綿を使用していますが、ピンのために本格的なものにしたいときは羊毛やコーヒーかすを使用します。
家に100%ウールの毛糸があれば、それをピンクッションの中身にするのもおすすめですよ。
ビスコーニュ風ピンクッションの作り方
では早速ビスコーニュピンクッションを作っていきましょう~縫い合わせるところを間違えなければ、完成した時には不思議な形が出来上がってますよ^^
①フェルト2枚を中心と端を合わせて、写真のように並べます。
②刺繍糸は6本取りで針に通し、写真の同じアルファベット同士をブランケットステッチで縫い合わせていきます。
初めは内側になるところにアルファベットを書いておくと間違えずに進めることができます。
ブランケットステッチの手順
糸の手前に針を出し、
ゆっくり引き締めます。
③順番にアルファベットどうしを縫い合わせていきます。
④最後の1辺は、綿を入れるために残しておきます。
⑤綿を詰めます。多めに詰めるほうがかわいく仕上がります。
私、中身が少なくぷっくりした感じがでなくて、せっかくのビスコーニュピンクッションが可愛くできなかった…
思っているよりしっかり中身を詰めて入れて下さいね。
⑥入れ口をブランケットステッチで閉じていきます。
⑦裏の中心から針を通し、おもての中心に出してビーズやボタンを通します。
針を出したところから少しだけずらして針を入れ、裏の中心にまた出し、引いてくぼませます。
この時しっかり引いて下さい。
⑧糸がゆるまないように、一度小さく返し縫いしておきます。そのままビーズ(ボタン)を通して付けます。
⑨完成です。
ん~^^;今回もちょっと中身が少なかったような気がします…。
ひとまず形はちゃんとできたのでOKかな♪
ポイント
刺繍糸がアクセントになっているので、色合わせを工夫すると個性が出せますよ~
今回はフェルトで作りましたが、ふつうの布地で作る場合は布端を1cmほど折り込んで縫い合わせてから縫い始めて下さいね。
ビスコーニュの使い道
ビスコーニュの使いみちはピンクッションだけでなく、作るときの中身に好きな香りのアロマオイルをしみ込ませて香りを楽しむものとしてもおしゃれです。
私のビスコーニュの使い道は、形がとっても可愛いから、インテリアとして活用するためいい香りをつけたビスコーニュピンクッションを玄関に飾ったり^^
他にも小さめに作って脱臭剤を詰めて靴の中や下駄箱に入れたり、主人の普段履かない革靴には乾燥剤を詰めたビスコーニュを箱の中に一緒に入れて片付けています。
形が可愛いと言うだけで、使いみちはたくさんあるのでぜひ色々試してみて下さいね。
ビスコーニュ風ピンクッションの作り方まとめ
カラフルなフェルトで作りましたが、本格的に作るには、15cm角の刺繍用の布2枚に好みの図案をクロスステッチで刺繍します。
布端を折り込んで縫い合わせるところからは同じ手順で作れます。
素材や大きさでを変えて、いろいろな雰囲気に仕上げることが出来るので、ピンクッションはあまり使わないという方でも置いておくだけでもインテリアとしてかわいくておすすめです。
今回、シンプルな8角形のものをご紹介しましたが、15面体などバリエーションもあるので、興味を持ったらそちらにも挑戦するのもいいですね。