「友人のところに子供連れで遊びに行くことになったのはいいけど、遠方だからチャイルドシートを持っていくのも大変だしどうしよう。」
「自分の車じゃないけど、短期間でもチャイルドシートっているの?やっぱり友人の車でも義務なのかな?」
結論から言うと、チャイルドシートは友人の車でも義務になっています。
たとえ一週間でも1日でも義務年齢である以上チャイルドシートに乗せなくてはなりません。
「親が抱っこしてシートベルトを付ければ良くない?」
なんて思っていたら要注意!
それではさっそくチャイルドシートの義務ついてご紹介していきましょう。
チャイルドシートは義務|抱っこでは許されない!その理由とは?
平成12年の4月から「6歳未満の幼児にはチャイルドシートを使用する義務がある」という法律ができました。
危険な事故から子供を守るためにできた大切な法律です。
違反をすると、反則金はないですが点数が1点ひかれるものとなりますが、それ以前にやっぱり子供の安全を考えると守りたい法律ですよね。
ではなぜこんな法律ができてしまったのでしょうか。
あなたはチャイルドシートより抱っこの方が子供を守れると思いますか?
わたしは抱っこが安全ではないということを身をもって体験しました。
娘が生後間もないとき、実家に里帰り中の車内の出来事です。
車に乗る時間がどうしても長くお腹がすいてしまった娘が泣き続けていました。
わたしはかわいそうだと思い、娘をチャイルドシートから降ろして授乳をしました。
授乳の間だけはチャイルドシートの使用義務が免除されます。
授乳が終わった後、げっぷをさせてチャイルドシートに乗せようとしたとき、急ブレーキが踏まれました。
幸い事故ではなかったのですが、突然のことで娘は頭を少しぶつけてしまいました。
大事にはなってないので良かったのですが、あれだけ自信のあった抱っこだったのに、突然の出来事には反応できない怖さを知りました。
どんなにちゃんと抱っこしてるから大丈夫と思っていても、いざというときはやっぱり守れません。
だからこそこのような法律ができたんでしょうね。
それ以来、子供たちは絶対にチャイルドシートに乗せて極力走行中の授乳は避けるようにしました。
こういう状況は自分たちの車の中だけではなく、友人の車の中でも起こりうることです。
法律だからというよりも安全のために、友人の車にもチャイルドシートは必ず付けて乗るようにしましょう。
チャイルドシートのレンタルは警察署で!
友人の車に乗るためにだけチャイルドシートなんて買えない…ですよね。
実家に帰ったり、友人の車で遊びに行くような短期間だけ、一週間だけというような場合にはチャイルドシートをレンタルしましょう。
チャイルドシートのレンタルは、警察署がおすすめです。
我が家は実家に帰るときにはいつも母に警察署でレンタルしてもらっています。
交通安全協会の会員であれば無料でチャイルドシートをレンタルできるので便利ですよ^^
乳・幼児兼用タイプとジュニアシートまであるのでチャイルドシート義務の年齢はすべてカバーできるようになっています。
警察署でチャイルドシートをレンタルする方法
警察署でのレンタルは、基本的に貸出予約はできないのが少しネック…。
レンタルしたいときは在庫の確認を貸出希望日の前日か前々日(休日の場合は直近の平日)に各地区交通安全協会事務局に問い合わせをする形になっています。
どうしても予約をしてレンタルしたい場合にはちょっと不向きですが、無料で借りられるというのが利点ですね^^
予約してチャイルドシートをレンタルするなら西松屋
ちゃんと確約でチャイルドシートをレンタルしたい場合は、有料ですが西松屋のレンタルが利用しやすいですよ。
WEBから申し込みをしておけば、届くのでそのまま利用し、必要なくなったら「返送用伝票」を使って送られてきた時の梱包材で送り返すだけです^^
レンタルの期間延長もWEBからすぐにできます。
料金は様々なので、こちらから確認してみてくださいね。
西松屋のチャイルドシートレンタル
チャイルドシート義務の年齢だけどタクシーなら大丈夫なの?
チャイルドシートのレンタルも面倒だし、いっそのことタクシーで移動しようかな…ということもありますよね。
でもタクシーのときってチャイルドシートってどうなるの?と疑問に思うこともあるでしょう。
タクシーに乗るときにはチャイルドシートの使用義務は義務年齢であっても免除になっています。
タクシーだけでなくバスに乗るときも使用義務は免除なんですよ^^
タクシーは事前にどんなお客様が何人乗るのかを調べるのは無理ですし、常にチャイルドシート乗せて乗車するのは困難なため使用義務は免除されているんですって。
もしあらかじめ長距離の移動にタクシーを使うことがわかっている場合は自分たちで準備して装着してもらうとより安全ですね^^
個人的な意見ですがタクシーって運転荒いイメージなので義務がどうのこうのの前に心配ですよね(;’∀’)
また、タクシー会社によっては相談すればチャイルドシートを用意してくれる会社もあります。
しかし別料金がかかることがほとんど。
近くにあるようであれば問い合わせてみるといいですね^^
まとめ
今回はチャイルドシートの義務についてご紹介しました。
チャイルドシートは子供の命を守る大切なものです。
事故が起こった後に、あの時ちゃんとつけておけばと後悔しても後の祭り。
子供がけがをしてしまうと一生後悔します。
自分の運転なら安全だから大丈夫!と過信せずにしっかり取り付けて子供の安全を確保してあげましょう^^
ルールはしっかり守って、安全に子供たちとの思い出を増やしていけたらいいですねー^^